自動翻訳でOK?サイト翻訳の注意点を英語など5言語について解説

 

外でのビジネス展開を考えるにあたって、事業の「顔」とも言えるウェブサイトを現地語に翻訳することは、必須と言っても過言ではありません。

しかし外国語への翻訳、特にウェブサイトの翻訳は一筋縄ではいかない作業です。
直訳・機械翻訳では対応しきれないニュアンスや、日本との商習慣の違いなどによって誤解を与えてしまい、思うような結果が出ないどころか悪印象を与えてしまうケースも少なくありません。

そこで本記事では、ウェブサイト翻訳の際に注意すべき点を言語ごとにご紹介。結果につながるサイト翻訳のコツについて、詳しく解説しましょう。

 

※多言語サイトの具体的な作り方については、こちらの記事をご覧ください。

 

この記事の目次

自社ウェブサイトを翻訳する必要性

グローバル化が進む現代のビジネス環境において、自社ウェブサイトの多言語化は単なる選択肢ではなく、ビジネス成長のための必須戦略となっています。

 

インターネットユーザーの約75%が英語以外の言語を使用しており、多くの消費者は母国語で情報を得られるサイトを優先的に選ぶ傾向にあります。また、日本国内でも在留外国人が増加し続けており、国内市場においても多言語対応の重要性が高まっています。

 

自社の商品やサービスを世界中の潜在顧客に届けるためには、ウェブサイトの翻訳が不可欠です。適切に翻訳されたウェブサイトは、新規市場の開拓、売上向上、そして企業の国際的な信頼性向上に直結します。

 

自社ウェブサイトを外国語に翻訳するメリット

ウェブサイトを多言語化することで、企業は様々なビジネス上の利点を得ることができます。市場拡大から企業イメージの向上まで、その効果は多岐にわたります。

 

海外の見込み客に向けて情報発信できる

海外市場への参入を検討する際、多言語ウェブサイトは最も効果的なマーケティングツールの一つです。

 

現地の言語でウェブサイトを提供することで、海外の潜在顧客は自社の製品やサービスを正確に理解でき、購買意欲が大幅に向上します。消費者が自分の母国語で情報が提供されているサイトで商品を購入する傾向が高いことは容易に想像できるでしょう。また、多言語サイトは検索エンジンでの露出も増加し、各国のローカル検索結果に表示されやすくなります。

 

これにより、海外からの問い合わせや注文が増加し、新たな収益源を確保することが可能になります。

 

国内の外国人に向けて情報発信できる

日本国内の在留外国人数は年々増加しており、2024年時点で300万人を超えています。観光客も含めると、日本国内で外国語による情報を必要とする人々は膨大な数に上ります。国内の外国人居住者や旅行者に向けて情報を発信することで、これまでリーチできなかった国内市場の開拓が可能になります。

 

特に飲食店、宿泊施設、小売店、医療機関などのサービス業では、外国語対応のウェブサイトが競合他社との差別化要因となります。また、外国人従業員の採用を検討している企業にとっても、多言語ウェブサイトは優秀な人材を引き付ける重要なツールとなります。

 

自社イメージの向上・ブランディングに役立つ

多言語対応のウェブサイトは、企業の国際的な姿勢とプロフェッショナリズムを示す強力なブランディングツールです。グローバル市場を視野に入れた経営姿勢をアピールでき、顧客や取引先からの信頼を獲得できます。

 

特にBtoB企業においては、多言語サイトの有無が取引開始の判断材料になることも少なくありません。また、質の高い翻訳を提供することで、細部にまで配慮する企業姿勢を伝えられます。逆に、機械翻訳による不自然な表現や誤訳が多いサイトは、企業の信頼性を損なう可能性があります。

 

適切な翻訳によって構築されたウェブサイトは、企業の品質へのこだわりを体現し、長期的なブランド価値の向上に貢献します。

 

ウェブサイトを翻訳する4つの方法

ウェブサイトの翻訳には複数のアプローチがあり、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。予算、品質要求、スピードなどを考慮して最適な方法を選択することが重要です。

 

翻訳会社に依頼する

専門の翻訳会社に依頼する方法は、最も高品質な翻訳を実現できる選択肢です。

 

プロの翻訳者は言語の専門知識だけでなく、業界特有の用語や文化的なニュアンスにも精通しています。翻訳会社では通常、翻訳者による翻訳後に別のチェッカーが校正を行う二重チェック体制を取っており、誤訳のリスクを最小限に抑えられます。また、SEO対策を考慮した翻訳や、各国の法規制に適合した表現への調整も可能です。

 

コストは他の方法より高くなりますが、企業の信頼性に直結するウェブサイトにおいては、投資対効果が最も高い選択肢と言えます。特にブランディングや法的リスクが重要な企業サイトでは、翻訳会社の利用を強く推奨します。

 

無料の翻訳ツールを利用する

Google翻訳やDeepLなどの無料翻訳ツールは、手軽にウェブサイトの翻訳を実現できる方法です。

 

最大のメリットはコストがかからず、すぐに導入できる点です。近年の機械翻訳技術の進歩により、以前と比べて翻訳精度は大幅に向上しています。ブラウザの自動翻訳機能を使えば、訪問者が自動的にページを翻訳できる環境も提供できます。

 

ただし、自動翻訳には誤訳のリスクが常に存在し、特に慣用表現、専門用語、固有名詞などで不自然な翻訳になる可能性があります。社内の参考資料や緊急性の高い一時的な情報発信には有効ですが、公式なウェブサイトでの使用は慎重に検討する必要があります。

 

社内で人力翻訳する

社内にバイリンガルスタッフや外国語が堪能な従業員がいる場合、社内で翻訳を行うという選択肢もあります。社内翻訳のメリットは、自社の製品やサービスを深く理解している人材が翻訳するため、専門用語や企業文化を正確に反映できる点です。また、外部とのやり取りが不要なため、機密情報の管理も容易です。

 

ただし、言語が流暢に話せることと、プロの翻訳ができることは別のスキルです。文法的には正しくても、ターゲット言語のネイティブスピーカーにとって不自然な表現になる可能性があります。社内翻訳を行う場合でも、少なくともネイティブチェッカーによる最終確認を行うことを推奨します。

 

言語ソリューションを利用する

WOVN.ioやShopify Translateなどの多言語化ソリューションを利用する方法もあります。これらのサービスは、ウェブサイトのコンテンツを自動的に検出し、機械翻訳と人力翻訳を組み合わせて多言語化を実現します。

 

管理画面から簡単に翻訳を編集でき、サイトの更新に自動的に追従する点が便利です。初期コストを抑えながら、段階的に翻訳品質を向上させることが可能です。

 

多くのソリューションでは、初期は機械翻訳でスタートし、重要なページから順次プロの翻訳に置き換えていくハイブリッド運用が可能です。サイトの規模が大きく、頻繁に更新がある場合には効率的な選択肢となります。

 

ウェブサイトを「英語」に翻訳する基本と注意点

 

 

次に具体的な言語についての例を見ていきましょう。初めに、ウェブサイトを英語に翻訳する際の基本や注意点についてご紹介します。

 

ウェブサイトを英語翻訳する注意点

 

まず注意すべきは、英語は世界中の多様な国で使用されている、という点です。

 

アメリカやイギリス、オーストラリアやニュージーランドといった英語を母国語として持つ国だけでなく、シンガポールやインドのように複数の公用語の一つとして英語を扱う国も少なくありません。
また、第二言語としても最も一般的な言語であり、英語のサイトには世界中の多種多様なバックグラウンドを持つユーザーからアクセスが集まることを想定する必要もあります。

 

こういった性質を持つ英語のサイト翻訳では、アメリカ英語・イギリス英語と言った最も基本的なスタイルの英語を使用し、なるべく簡潔な文章になるよう翻訳を行うことが必要です。
またアメリカ英語・イギリス英語は同じ単語でも微妙にスペリングが異なる単語も多いです。例えば「守る」という意味の英語はアメリカでは「Defense」ですが、イギリスでは「Defence」となります。複数地域の英語が混在せず統一されるよう調整しましょう。

 

さらに、特定のターゲット国がある場合、翻訳に現地の商習慣や文化的背景を反映することも重要な要素と言えます。

 

英語へのウェブサイト翻訳は自動翻訳で対応できる?

 

そもそも日本語と英語は言語の系統が大きく離れていることもあり、表現や文章の構成が大きく異なります。そのため、自動翻訳や機械翻訳、例えAIを用いた翻訳ツールを利用したとしても、通常は十分な精度のある文章にはなりません。

 

英語ネイティブから見て違和感のない文章を作るためには、プロによる調整が重要です。例えば日本語では「主語」が省略されがちですが、英語では常に「I」「He」「She」といった主語を明確にする必要があります。
また、日本語では一文にまとめた方が読みやすい文章が、英語では意図的に複数に分割したほうが読みやすくなるケースもあり、逆も然りです。

 

こういった要素を加味すると、正確性が重視されるウェブサイトの翻訳において自動翻訳の利用はお勧めできません。

 

ウェブサイトを「中国語」に翻訳する基本と注意点

 

 

続いては、ウェブサイトを中国語に翻訳する注意点をご紹介します。

 

ウェブサイトを中国語翻訳する注意点

 

中国語は、中国や台湾、シンガポールなどの国で公用語とされており、第二・第三言語の話者数が多い英語とは異なり母語話者数が非常に多いのが特徴の言語です。

 

ただし、英語と同様に中国語も使用されるエリアによって大きく異なります。中国本土では「簡体字」と呼ばれる中国語が圧倒的に主流ですが、マカオ・香港といった本土の一部の地域や台湾では「繁体字」と呼ばれる中国語が使われています。

簡体字と繁体字は使用する文字・発音も大きく異なるため、中国語翻訳の際は対象となるエリアを必ず指定し、使い分ける必要があるのです。

 

また、エリアによっては文化的背景も異なります。例えば中国一般と、イギリス統治の名残がある香港とでは、現地人がインターネットから取得できる情報や個人の思想においても非常に大きな違いがあるのです。

 

更に、中国語圏の商習慣が日本と大きく異なる点にも留意が必要です。日本の近隣国であり文化的に類似点も多いですが、独特な商習慣を持っている点には注意しましょう。
例えば中国本土では「価格の安さ」を重視する傾向があり、人前での面子(メンツ)や、关系(グワンシー)と呼ばれるコネクションを極めて重視します。

 

中国語へのウェブサイト翻訳は自動翻訳で対応できる?

 

日本語でも使用する漢字で構成された言語であることからもわかるように、中国語は日本語と近い系統にある言語です。

ただし、やはり自動翻訳では補えない部分があります。

 

特に企業名や商品名など「固有名詞」の中国語翻訳の際は注意が必要です。中国語で固有名詞を表現する際には、基本的に発音に合わせて漢字の当て字を行うケースが一般的。同じ音を持つ漢字は非常に多いですが、その中から貴社のブランディングに適した漢字を選択しなければなりません。
この作業を自動翻訳で行うのは極めて難しく、場合によっては気づかないうちに悪印象を抱かれる漢字を当ててしまっているケースもあります。文化への深い理解を持った、プロの翻訳者に依頼する必要性が大きい事例と言えるでしょう。

 

また、ウェブサイトは翻訳して終わりではありません。貴社の企業名やサービスを広く認知させるブランディングまで見越した施策が必要となります。

この点中国語圏では、百度(バイドゥ)と呼ばれる中国本土向けの検索エンジンに適したSEO対策が必要です。百度の検索アルゴリズムはGoogleのそれとは全く別物であり、規制対象となるコンテンツも多いため、適切な対策を行うには一般的なSEOとは全く異なるスキルを持った人材が欠かせません。

 

ウェブサイトを「スペイン語・ポルトガル語」に翻訳する基本と注意点

 

 

続いて、ウェブサイトをスペイン語・ポルトガル語に翻訳する際の注意点について解説しましょう。スペイン語とポルトガル語は言語の系統が酷似しているため、本章でまとめてご紹介します。

 

ウェブサイトスペイン語などに翻訳する注意点

 

スペイン語・ポルトガル語に翻訳する際の注意点は、やはり地域差が激しい事でしょう。例えばスペイン語はスペインだけでなく中南米の多くの国で使用されています。
加えて、中南米各国でも表現が完全に統一されているわけではありません。例えば「車」という単語はメキシコでは「carro」ですが、チリでは「auto」です。

 

ポルトガル語も同様で、ポルトガルとブラジルでは細かい部分に違いがあり、片方のエリアにはない単語がもう片方には存在する、といった事例も少なくありません。

 

そのため、対象とするエリアを特定しなければ、複数タイプのスペイン語が混在する奇妙な文章になります。また、期待するマーケティング効果が得られないといった事態も起きえます。
当然ながらヨーロッパと中南米では文化的・社会的背景も全く異なりますので、そういった点からも、対象エリアの特定がいかに重要かお分かり頂けるでしょう。

 

スペイン語などへの翻訳は自動翻訳で対応できる?

 

英語と同様に日本語とは言語系統が大きく離れていることもあり、スペイン語・ポルトガル語のウェブサイト翻訳を自動翻訳で行うには限界があります。

 

例えばポルトガル語には、120を超える代名詞があります。これは代名詞が性別・数によって異なる表現を用いることが主な理由で、ポルトガル語ほど多くの代名詞を使用しない日本語から翻訳する際は、代名詞が正しく使用されていることを逐一確認しなければなりません。
また、スペイン語やポルトガル語、しかもその特定の地域でしか使用しない慣用句などもあるため、自動翻訳で対象のユーザーがスムーズに読める文章を生成するのは困難です。

 

また現地でのサービス展開を見越したウェブサイトであれば、マーケティング・ブランディングを前提に翻訳を行う必要があります。

 

ウェブサイトを「ベトナム語」に翻訳する基本と注意点

 

 

最後に、進出先として2022年〜2023年初時点ではトレンドともいえるベトナム語に翻訳する際の注意点について解説します。

 

ウェブサイトをベトナム語に翻訳する注意点

 

2022年には8%を超えるGDPの成長を記録し、急速な発展に伴って中間所得層も増加し続けているベトナムは、海外展開を行う国として注目を集めています。ただしベトナムにおいて英語話者は多くなく、参入にあたってはベトナム語のウェブサイトが必須です。

 

ウェブサイトをベトナム語に翻訳する際の注意点として、まず「時制に厳しくない」という点が挙げられるでしょう。過去・現在・未来を表現する時制に厳しくないため、文脈で判断できるような文章にする工夫が必要です。

また、敬称の使い方が大きく異なる点にも留意しましょう。ベトナム語では、自分自身や身内を紹介する際にも敬称を付けて呼ぶのが一般的です。これは相手との「力関係」を重視する文化的背景が関係しており、相手より年上である・立場が上である場合には自身や身内にも敬称を使用します。

 

ベトナム語への翻訳は自動翻訳で対応できる?

 

ベトナム語は、主にアルファベットと6つの声調を組み合わせた文字を使用します。日本語と同じく中国の漢字文化に由来する言語であり、言語の系統としてはそれなりに日本語に近いと言えるでしょう。

 

しかしながら、ベトナム語と日本語にはいくつか決定的な違いがあります。例えば「人称代名詞」の使い方です。

ベトナム語では、会話する相手の性別や職業、年齢や立場によって人称代名詞を調整して細かく使い分けています。つまり、自分と相手の関係性によって、自分を表す代名詞と相手を表す代名詞を変化させる必要があるのです。

 

こういった関係性による人称代名詞の変化を自動翻訳で行うことが難しい事は、想像に難くないでしょう。

 

ツールには誤訳のリスクあり

機械翻訳ツールは便利ですが、完璧ではありません。特定の表現やコンテキストにおいて、深刻な誤訳を生じる可能性があります。

 

慣用句・イディオム

慣用句やイディオムは、機械翻訳が最も苦手とする領域の一つです。これらの表現は文字通りの意味と実際の意味が異なるため、直訳すると全く意味が通じなくなります。

 

例えば、日本語の「猫の手も借りたい」を英語に直訳すると「I want to borrow a cat’s hand」となり、ネイティブスピーカーには理解不能です。正しくは「extremely busy」や「need all the help I can get」と表現すべきです。また、「足を引っ張る」を直訳すると「pull someone’s leg」となりますが、英語でこの表現は「からかう」という全く異なる意味になってしまいます。

 

ビジネスウェブサイトでこのような誤訳があると、専門性が疑われ、信頼性を大きく損なう可能性があります。

 

固有名詞

固有名詞の翻訳は、機械翻訳ツールにとって特に難しい課題です。企業名、製品名、サービス名、地名などは、そのまま表記すべきか、現地語に訳すべきか、音訳すべきかの判断が必要です。

 

例えば、日本の地名「東京タワー」は「Tokyo Tower」と英訳するのが正解ですが、機械翻訳が「East Capital Tower」と直訳してしまうケースがあります。また、人名の翻訳も注意が必要で、「山田太郎」をローマ字表記にするのか、姓名の順序をどうするかなど、文化的な配慮が必要です。商品名やブランド名に至っては、誤訳により商標権の問題が生じる可能性もあります。

 

固有名詞は企業のアイデンティティに直結するため、必ず人間による確認が必要です。

 

数字が含まれる表現

数字を含む表現の翻訳では、単位の変換や表記方法の違いによる誤解が生じやすくなります。

 

例えば、日本で「1億円」と表記されている金額を英語圏向けに翻訳する場合、「100 million yen」または「approximately 1 million USD」と表記すべきですが、機械翻訳が適切に変換できないケースがあります。また、日付の表記も注意が必要で、「1/3/2025」は日本では1月3日を意味しますが、アメリカでは3月1日と解釈されます。さらに、「10,000」という表記は日本では一万を意味しますが、英語圏ではカンマの位置が異なるため混乱を招きます。

 

温度、重量、長さなどの単位変換も、機械翻訳だけでは不十分な場合が多く、ターゲット市場で一般的な単位への変換には人間の判断が不可欠です。

 

人力の翻訳・チェックが必要なコンテンツ・ポイント

ウェブサイトの全てのコンテンツを人力で翻訳するのが理想ですが、予算や時間の制約がある場合は、優先順位をつけることが重要です。

 

ブランディングに関わるコンテンツ

企業のブランドイメージを形成するコンテンツは、必ずプロの翻訳者による翻訳とネイティブチェックが必要です。

 

トップページのキャッチコピー、企業理念、ミッションステートメント、代表挨拶などは、企業の価値観や個性を伝える重要な要素です。これらのコンテンツで不自然な表現や誤訳があると、企業の専門性や信頼性が疑われます。

 

特にキャッチコピーやスローガンは、単なる直訳ではなく、ターゲット市場の文化や価値観に合わせた創造的な翻訳が求められます。また、ブランドストーリーや製品の説明文も、感情的な共感を生み出すために、言語の持つニュアンスを深く理解した翻訳者が対応すべき領域です。

 

ブランディングコンテンツへの投資は、長期的な企業価値の向上に直結します。

 

景品表示法や薬機法など法律を守るべきコンテンツ

法的規制に関わるコンテンツは、誤訳が法的リスクや罰則につながる可能性があるため、特に慎重な対応が必要です。

 

日本では景品表示法や薬機法などの規制がありますが、海外にもそれぞれの国や地域で適用される法律があります。例えば、化粧品や健康食品の効果効能の表現、製品の安全性に関する警告文、利用規約、プライバシーポリシーなどは、各国の法規制に適合した正確な翻訳が不可欠です。機械翻訳で「may」と「must」を取り違えるだけで、法的義務の有無が変わってしまいます。

 

法律関連の翻訳は、言語の専門家だけでなく、該当分野の法的知識を持つ翻訳者や、現地の法律顧問によるレビューが推奨されます。

 

社名・商品名・サービス名など固有名詞

社名、商品名、サービス名などの固有名詞は、企業のアイデンティティそのものであり、統一性と正確性が極めて重要です。

 

これらは一度誤って表記されると、ブランドの一貫性が損なわれ、顧客の混乱を招きます。特に海外展開している企業では、各市場でどのような表記を使用するかを明確に定め、翻訳会社や社内の翻訳者に正確な用語集を提供する必要があります。商品名には商標登録されているものも多く、誤訳や不適切な翻訳により商標権の侵害や権利の喪失リスクも生じます。また、文化的に不適切な意味を持つ名称になっていないかの確認も重要です。

 

固有名詞の翻訳・表記は、単なる言語の問題ではなく、ブランド戦略と法的保護の観点からも、専門家による慎重な検討が必要です。

 

主要言語全てに対応!現地で「売れる」多言語ウェブサイトはPJ-T&C合同会社

 

このように、ウェブサイトを日本語から外国語に翻訳する事は、想像以上に難易度の高い作業を伴います。ましてやビジネスシーンで使用するものであり、商品のマーケティングや貴社のブランディングも意識した翻訳を行うとなると、一般的な翻訳企業にすら対応が難しいケースも多々あります。

 

PJ-T&C合同会社は、多言語ウェブサイトの専門家です。翻訳は必ず知日ネイティブが行い、グローバルなネットワークを活かして「主要言語全て」に対応できる範囲の広さが特徴。
現地での販売促進を見越した、実際に効果の出るウェブサイト翻訳・多言語ウェブ制作を行います。

 

海外進出や越境ECサイトの制作をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

 

多言語ウェブ制作

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